庭木の冬の世話
2018年 01月 17日
外は寒く雪が積もり庭の木々達にも目がいかなくなるこの時期にこそできる樹木の冬の世話を今日は紹介します。
まずは大きくなりすぎた落葉樹の切り詰め。
休眠中の今がチャンスです。
きれいで元気な樹形や花を保つためには冬場の寒肥(かんごえ)、読んで字のごとく冬の肥料ですね。
冬に施し春に向けじっくり効果を持たせたいため、油かす、鶏糞牛糞や魚粉などの緩効性の肥料を根に直接触れない様に根の端に埋め込みます。
化成肥料は分解が早く根を傷めるので不向きです。
そして害虫や病気から木を守るために大事な冬季の薬剤散布。
冬は病気が発症しているか分かりずらく虫も活動しないのであまり気にならないのですが多くの菌と虫は木の皮の中や葉、枝の中で春を待ち休眠しています。効果の強い薬剤を使用できるのは木も活動を止めている今しかありません。
ニワイチではそのの中でももっとも効果があると言われる石灰硫黄合剤という薬剤を扱っております。この薬は油で菌と虫を窒息させるので様々な病気に高い効果を持ち、そして駆除の難しいカイガラムシにも確実に効き目があります。
ですが散布後しばらくは硫黄臭が残るのであしからず。
以上ざっくりと紹介しましたが何か知りたいこと、お世話のご依頼等ありましたらニワイチまでお気軽にお問い合わせください。
冬は庭に目がいかなくなる季節ですが木はちゃんと息をしています、愛情をかけるとかけた分木も元気になり、きれいな花を咲かせると昔からいいます、まだまだ外は寒いけれどたまには木々を眺め一息つく余裕を。。
by niwa-1
| 2018-01-17 11:40
| 庭仕事